みなさん、こんにちは!
さて今日は、昨日の高松弾丸ツアーのあとの出来事です。
大阪の中心地の某所で商談です。実は、管理人が大阪に住んでいた際の、マンションが見えたりもする懐かしい場所だったりもするのです。
上の画像は、これから工場より出荷されるスタンダードライダースの完成品なのです。
美しく工場のライトで黒光りしてますねーーー!んー、ブラウンの艶もまたなかなかで・・・あー、早く管理人も一着欲しいなと。ですが、まずはお客様優先なので我慢なのであります。そうです、こう見えて我慢できるところは我慢できるのです。できないことも多々ありますが・・・
おっと!話を戻しましょう。
発注分がすべて揃うまで待機中の商品です。一着一着丁寧に生産されるため、一気には上がらないのです。毎日数着のペースでつくられているというわけです。大量に一気に生産とはいかないのです。
明るい蛍光灯のしたで、一枚一枚、革をチェックし、パーツごとに裁断していくのです。
ちなみに、テーブルの革は裁断師さんが傷等のため使えないと、はじいた革なのです。それを今回チェックしどう使っていくのかを相談することがメインの商談なのです。傷があるからといって、処分するわけにはいかないのです。生あるものからいただいた素材なので、できる限り有効に利用しなくてはいけないですよね。
とにかく活発に動きまわるので、馬革には傷が多いのです。なので、一枚の革から利用できる場所は、ほんの一部ということになります。一枚丸ごと使えないことも。厳しーーーー!なのです。
それでも、職人技で効率よく、パーツごとに抜いてもらうのです。もちろん、手断ちなのは言うまでもありません。とても神経を使う作業です。
管理人「これジャケットに使えません?」
裁断師さん「大和田さん、そのとぼけた目を開いて、よく見てみなさい」
管理人「んー、なるほどお見それいたしやした」
裁断師さん「使えっていうならやるけどねー、どんなモノになっても保障しねーぜ!えー!いいのかい!!」
管理人「あー、わかりました、わかりました。ご勘弁をーーー!」
と、ほとんどフィクションですが、まー多少これに近い会話が繰り返されたのでした。
しかし、まったく傷をよけてつくるのは、ほぼ不可能。どうしてもとなると、目玉が飛び出る値段に。
できる限り手ごろな価格で、馬革の素晴らしさを知っていただきたいと、スリーレッグスでは考えているのです。
またちょっと話がそれてきましたね。戻しましょう。
裁断が終わると次は縫製です。
縫製も専門の職人さんが、丁寧に作業をしてくれています。
管理人「糊付けをするのですね」
裁断師さん(工場の社長でもあるのです!)「やらなくてもいいんだけどー」
言葉をさえぎるように
縫製師さん「必要です!いいモノをつくるためです!」
ほぼノンフィクション。
おーやばい、管理人の軽はずみな一言がーーーバトルをーーーなんて考えていたら、いろい質問をするのを忘れてしまい・・・
革を縫製するための特別?なミシンとのこと。こちらも説明を聞いたのですが・・・
何しろ社会人人生、営業一筋だったもので。言い訳になりませんよね。もっと勉強します。なので、この説明はまたの機会にでも・・・
ダーーット縫っていきます。んー、表現が貧弱。
裁断師さん「さー、大和田さん、もういいでしょう。次、行きましょう!」
管理人「あっ、はい。そうですね。」
裁断師さん「いつもの所で、いいですよね。」
管理人「あっ、はい。そうですね。」
では最後にちょっと真面目にまとめを。
スリーレッグスのレザージャケットはこのように、
最適な素材をチョイスして製作しています。
そして、デザイン、素材、縫製に徹底的にこだわり、決して妥協する事のないクラフトマンシップによって作り上げられている事を感じていただければ嬉しく思います。
さあ!ぜひ、店頭にて、その良さに触れてみてください。きっとご満足いただけるはずです。
で、またまた話を戻しましょう。
というわけで、数日前に行ったなんてこと言える管理人ではないので。
再びの“ポンポコ亭”。裁断師さんも、管理人がここをが大好物だと知ってくれているのです。光栄です!
毎日はちょっと大袈裟ですが、三日に一回は食べたいぐらいなので、全然OK!お好み焼きも最高なのですから!!
この日も、弾丸ツアーの疲れなど軽くぶっ飛ぶほど、楽しい夜を過ごせたのでした。
さて、なんの仕事もしてないように見えますが、例のはじかれた馬革の使い道もちゃんと決定しているのです。その話はまたの機会に・・・